助けた人を好きになる

少しくらいの負担は距離を縮めるきっかけに

好意というのは不思議なもので、一種の錯覚によって生じることもよくあります。それが、助けた人に対して好意をもつという例です。

なぜ助けた側が好意を持つのかというと私たちの心は「矛盾する状態」を嫌がるためです。行動や事実と気持ちとの間に何らかの矛盾が発生したとき、私たちの心はそれを解消しようとするのです。例えば、困っている相手を助けた場合、その相手を嫌いだと思うと「助けた」という行動に対して矛盾して、非常に不快な状態になってしまいます。しかし、「好きだから助けた」と思えば、行動と気持ちが矛盾することはありません。このうような心理から、助けた相手に対して無意識に好意を持つのです。

つまり、二人の仲を進展させるには、「遠慮しすぎ」は逆効果。たまには小さなわがままを言って、相手に頼ってみると良いかもしれません。もちろん、頼みごとを聞いてもらったら、「ありがとう」と、感謝を伝えることを忘れないでください。

頼み事されると好意を持つ

とある心理学者は{助けた相手に対してどのような気持ちを抱くのか」を調査するために、次のような実験を行った

実験

⓵被験者に課題を出し、正解するたびに報酬を与える。報酬は、最終的に60セントまたは3ドルを受け取るようにコントロールされている。

⓶すべての課題が終わった後、被験者に対して次の3パターンの行動を起こした。

A:実験者自身が「お金を返してほしい」と直接頼む。
B:第三者が「お金を返してほしい」と間接的に頼む。
C:お金は渡したままにしておく。

結果

・実験者に対して最も好意を抱いていたのは、実験者自身から返金を頼まれたAの被験者たちだった。

・さらに、60セントの報酬を返却した人より、3ドルの報酬を返却した人のほうが、実験者に高い好意を感じていた。

被験者の負担が大きいほど、好意の度合いが大きくなった。つまり、人の頼み事を聞くと、不快に思うどころか好意を抱きやすくなるのだ!

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